2008年11月29日土曜日

金沢大

今日,明日と金沢大で日本言語学会.自宅から日帰りで学会に行けるとは素晴らしい.関東や関西の人は,そういう機会も多いのだろうけど,地方の大学にいると「学会=1泊2日出張」ということが多いもので.

あいにくの強風だったけれど,先々週のように雪が降らなかっただけましだろうか.金沢は兼六園や香林坊あたりは大混雑していたけど,毎週末はあんなものなんだろうか.普段たまに金沢に来ても,あの変にはあまり寄り付かないので,事情をよく知らない.

それにしても金沢大は随分と山奥に移転したんだなぁ.最初,学生向けと思われるアパートなんかがたくさん建っているところは,大きいイオンなんかがあって,割と便利そうなところじゃないか,と思っていたのだが,そこからぐいぐい山道を登っていったところに大学はあったのね.全員が車で通学するのを許されているわけではないみたいだし,学生はどうしてるのかな.

学会自体は,言語学会らしい言語記述系の発表,理論系の発表,その混合と色々あって楽しめた.個人的には,国際学会のように研究領域と理論にもう少し幅があった方がうれしいけど.記述系の発表で,フロアからの質問も含め,やたら阪大関係者が多く,こんな人たちいたかな,と思ったら,あれは元々は大阪外大の人たちなのね.やっぱり違和感がかなりある.どちらが良い悪いじゃなくて,毛色が随分違うからなぁ.

帰宅後,頼まれていた査読のコメントを送る.なんとか遅れることなく送ることができて,一安心.

2008年11月27日木曜日

ギネス

今日は木曜日だが,月曜日の時間割.ハッピーマンデーのせいで,月曜日の授業数が少なくなるため,他の曜日を無理矢理月曜日の時間割にするという措置である.ハッピーマンデーって,多くの人は歓迎しているんだろうか.土日月の3連休が頻繁にあると,その前後に仕事が増えてたまらない,という人は結構いるのでは.個人的には祝日なんてあまりいらないから,長期休暇を長くして欲しい.イギリスはBank Holiday(祝日)がNew Year's Day, Easter, Christmas, Boxing day以外はほとんどなくて,学期中スケジュールが狂うなんてことはなかったなぁ.

というわけで,月曜時間割だったが,次回の授業が4日後にやってきてしまうので,課題を出したり,次回発表する学生を指名したりするのが申し訳なかった(といっても,がんばってもらうしかないんだけど).特論は次回からAnimal Minds(動物の心)を読むので,自分の研究領域に近くて中々楽しみである.今日は会議もなく,授業の合間に適度に暇もあったので,研究する時間を取ることができた(何かの合間を縫って行う研究なんて,たかがしれてるのだけど).

帰宅し,晩御飯を食べていると,佐川急便のいつもの感じのいいおじさんが宅配便を持ってきた(私のことを「先生」と呼ぶので驚いた.公舎に住んでいるからだろうか).先日,ネットでポチと買ってしまったウォーターマンの万年筆である.詳しいレポートは後日.

今晩は寝る前にギネスである.昨日,いつもの酒屋に行くと,ギネスを3本買うとギネスグラスを貰えるキャンペーンをやっていたので,戦略に乗っかって貰ってきたのだ.ハーフパイントのグラスかなと思ったら,ちゃんと日本向けに350ml程の容量だった.形がパイントグラスっぽくて良い.あとは,エーデルピルスを早く在庫処分したいのか,安く売っていたので,こちらも補充しておいた.奥さんの実家からエビスも貰ったので,現在我が家のビールは潤沢である.冷蔵庫に酒が充実していると,幸せだ.

2008年11月25日火曜日

電気切れ

3連休も慌しく終わり,いつも通りの日々(そしていつも通りの雨).研究室の入り口付近の蛍光灯が切れて,うっとおしい.完全に消えてくれればいいのだが,ちかちかしている.明日にでもエネルギーセンターに電話して,交換してもらわねば.

午後は電話などで事務的な仕事をし,授業1コマ,さらに空き時間に電話で事務的な仕事,授業もう1コマ.その後休む間もなく,6時から大学連携関係の会議.場所がうちの大学だったから私は割と楽だったが,学外からこの時間にわざわざ来た人は,面倒だっただろう.2時間ほど会議は続き,8時過ぎに終了.論文査読の依頼があったので,それを読みたかったのだが,30分も時間が取れなかった.明日に持ち越しである.

帰宅すると,奥さんが巻き寿司を作っていたのだが,いくつか材料が足りないというので,車で買出しに.ついでに,冷酒(大野の「花垣」)も買って帰る.酒を飲みながら,刺身と寿司を食べた.こういうのは中々幸せである.

明日は授業はないが,やるべきことは山積み.要領良く片付けていかねば.

2008年11月23日日曜日

なんばパークス

10時間ほどぐっすり眠る.今日も大阪は快晴である.朝食後,義理の両親に色々いただいたものを車に積み込み(「魔王」というレアな焼酎もいただいた.私は焼酎には疎いので,よく分からないけど),難波へ.

近畿道は渋滞していたようだが,阪神高速はスムーズで,ほどなくしてなんばパークスに到着.数年前,ヤマダ電機LABIの上に,1000台止められるタイムズの駐車場ができたらしく,そこに駐車し,パークスをうろうろする.

インテリア,雑貨あたりを見ていると,本当に面白く,欲しいものがたくさんある.このあたりが,田舎との違いである(福井は店に行っても,面白いもの・欲しくなるものがないので,「買い物」=「必要品の買出し」になる).奥さんがブーツや服などを買ったりして,結局4時半くらいまで,ぶらぶらして,帰路に着く.私もClarksやNextでちょっと惹かれるものがあったが,イギリスでの値段を知ってるので,向こうに行ったついでに買えばいいや,と思ってしまって,中々買う気にならない.

帰りは3連休中日にしては,結構交通量が多い.京都東と大津の間,瀬田西から東の間で少し渋滞.名古屋方面は一宮あたりで20キロも渋滞していたようだが,北陸方面はそうでもない.7時過ぎに福井に着く.大阪は晴れて乾燥して,肌もかさかさになったが,福井はこの季節らしく,雨.疲れていたので,西開発の祥龍居という台湾料理屋で夕食を取り,帰宅.明日は一日家でゆっくりしよう.

2008年11月22日土曜日

トロルとキウィ

昨日までとは打って変わって快晴.今日は,大阪の奥さんの実家へ.義理の両親が家を留守にする間,イヌの面倒を見るためである(まあそれだけじゃないけど).

道中,北陸自動車道では今庄から敦賀あたりが雪景色の中に鮮やかな紅葉が混じる感じで,とても綺麗だった.名神に入ると,瀬田西から京都東まで渋滞しているというので,京滋バイパスを通る左回りルートにしようかと思ったが,ラジオによると大して時間もかからないようなので,そのまま行くことに.どうやら京都東で降りる車が長い列をつくっていた模様.反対方向は京都南で降りる車が列を作っていたので,3連休初日で天気良さに,嵐山あたりに紅葉を見に行く人々だろうか.

家に着き,奥さんがイヌを散歩させている間,宅配便の再配達を受け取り,しばし家でくつろぐ.光回線の無線LANが繋がらないというので,モデムやらルーターやら再起動してみたけど,だめだった.接続はできるけど,IPアドレスが取得できない状態のようだ.モデムから直に接続しても繋がらなかったので,お手上げ.

奥さんの部屋で,私が学会があったときに買って帰ったリアルキウィ人形(2004年,ニュージーランド)とトロル人形(2005年,ノルウェー)を発見.並べて写真を撮ってみた.これは今回福井に持って帰って,家に飾るんだとか.

2008年11月20日木曜日

初雪

今シーズン初の雪.去年,一昨年と比べると相当早い.昨日朝,会議があるため,珍しく朝早くに家を出たのだが,車に薄くみぞれが積もり,家から見える山々も雪化粧をしていたので,やばそうだなと思っていたのだが,昼過ぎから夕方にかけて激しくみぞれが.みるみる地面が白くなってきたので,夕方に一旦帰宅して,車にスタッドレスタイヤを積み込み,近所のガソリンスタンドで交換してもらった.いつもは自分で交換するので,これが初である.インパクトレンチでがちがちに締めていないか心配だ.

その後,みぞれから本格的な雪に変わって,激しく降り続いたので,そこそこ積もっていました.あまりに突然だったので,夜7時半からの福祉関係者向けの英語レッスンは,誰も来られず,延期.

今日も気温は低かったけど,追加で雪が降らなかったので,雪もすっかり溶けてしまった.相変わらず寒く,ダウンジャケットを着て大学へ.午後に1コマ授業(テスト)を終えた後,面倒な採点をさっさと終わらせ,アマゾンから届いたJames HurfordのThe Origin of Meaning: In the Light of Evolution 1を読み始める.これはまだ未刊のThe Evolution of Linguistic Form: Language in the Light of Evolution 2と合わせて2巻本らしい.今日は,軽くまえがきを読んだだけだが,中々面白そう.``Language is all of pragmatics, semantics, morphosyntax, phonology, phonetics, and more besides. The study of language evolution has suffered in the past from insufficient acknowledgement of this multi-component nature of language. This is evident in studies which, while sometimes ambitiously labelled `the evolution of language' or `the origins of language', in fact just focus on one domain, such as phonetics (larynx-lowering), pragmatics (grooming, or Theory of Mind), phonology (syllable structure), or syntax (recursion)." (xi-xii)というのはうなずける.この本は,そのone of themではないのなら,ひじょうに楽しみだ.

アマゾンからはもう1冊Jeff MielkeのThe Emergence of Distinctive Featuresも届き,先日の学会の書籍展示で買ったDavid ArmstrongとSherman WilcoxのThe Gestural Origin of Language,Daniela IsacとCharles ReissのI-Language: An Introduction to Linguistics as Cognitive Scienceも送られてくる.これらは,しばらく積んでおくことになりそう.

2008年11月18日火曜日

ジャスタス

昨晩から大雨で,今朝は雷ががんがん近所に落ちている音で目が覚める.今庄では信号機が落雷で故障して,JRが16本も運休,25本が2時間ほど遅れたとか.この時期に雷ってところが,いかにも北陸である(そして,運休遅延数の割には影響を受けた人が少ないところも・・・).

今朝,研究室で仕事をしてると,私のいる研究棟で不審者の報告があったので,注意するようにと事務局からメールが送られてきた.不審者と言われても,大学みたいにいろんな人がうろうろしてるところで,年齢とか服装とかそういう情報なしで誰が不審者なんて分からんやんけ,と思っていたのだが,研究室を出て目の前のトイレにあった貼り紙を見て納得(内容は不気味なので,書かないけど).誰かが不審者を目撃したわけじゃなかったのね.しかし,一体誰があんな不気味なことを・・・.

話は変わって,万年筆の話.学部生のときから,メインの筆記具である.普段は,高校生の頃に父親がアメリカで買ってきてくれたモンブランのマイスターシュテュックというのを大事に使っているのだが,本に書き込みなどするときに,もう少し筆跡が細めのものも欲しくて,ウォーターマンのハーモニーでペン先がF(ine)を買おうかと検討していた.でも,この前両親の家に泊まったときに,私が昔使っていた机の中に,祖父が中学入学祝いにくれたパイロットのジャスタスという中々レアものでFのペン先のものが,ほとんど使われない状態で入っているのを発見.早速持って帰って,今日使ってみた.当時この機種の売りであった書き味の硬さを調整できるという機能は,まあどうでもいいとして,中々好感触.さすがにマイスターシュテュックと比べると,高級感はないけど,日常使うには支障ないので,しばらく試してみよう.インクがカートリッジ式なので,外でインクが切れても安心なのもうれしい.

2008年11月16日日曜日

つくば

今週末は筑波大学で開催された日本英語学会に参加していました.あいにくの天気の中,つくば駅のバス乗り場や大学内に,案内のため運営の方々やサポートの学生さんが立っていて,ご苦労様でした.来年は阪大でやるそうで,大変ですな(他人事).

筑波大は千葉の両親の家から1時間もかからないところなので,学会中はそこに泊まり(私は住んでいたことはないので「実家」という感じはしないが),流山おおたかの森とかいう駅から噂の(?)TXことつくばエクスプレスに乗って行きました.電車は思ったより普通.「秋葉原とつくばを僅か45分で結ぶ」とか「車内で無線LANが使える」とかいう謳い文句だったから,もっとJRの有料特急みたいなのを想像していた.ただ,さすがに駅はどれも新しく,沿線の開発も盛んにやっているようだ.大型ショッピングセンターに高層マンションと分譲住宅という組み合わせで,どこも似たような感じだったなぁ.ぱっと見ても,どの駅なのか分からないんじゃないか,あれは.

筑波大を訪れたのは今回が初めてだったけど,キャンパスの広さは,日本一だとかで,結構迫力がありました.建物の配置とか,道路の引き方とか,木やフィールドの感じとか,全体の作りがもろにアメリカとかオーストラリアの大学だね.学生は研究に集中できていいかもしれない.もう少し,大学内をぶらぶらしたかったな.

発表自体は,まあいつも通りという感じか.シンポジウムは結構面白かった.空き時間に,書籍展示のOUPのコーナーで,認知科学関係で面白そうな本を2冊見つけたので,大学に送ってもらう.荷物が増えなくて楽である.知り合いにも何人か会って,軽く話すことができました.

帰りは,TX終点の秋葉原で新幹線までの時間をつぶし(行く度に変わってるような気がするね,あそこは),駅弁グランプリ大人部門受賞という「21世紀出陣弁当」なるものを買って(確かにおいしかった),新幹線,しらさぎと乗り継いで,夜11時半に帰宅.それから,年末調整の書類をまだ書いてないことを思いだして,ビールを飲みながらかりかりと埋めていました.いつも書き方がよく分からないんだよな,あれ(そもそも年末調整,確定申告,控除とか全般についてよく中身が分かっていない).

次回の学会は,再来週の日本言語学会か.金沢大だから,2日とも日帰りで行こう.

2008年11月13日木曜日

ハイブリッド

昨日は見事に快晴で,キャンパス内の紅葉も綺麗だったのだが,1日中会議であった.

1つ目の会議は2時間弱経ったところで,途中退室し教授会へ.議題が多く3時間以上続いた.6時前にやっと終了.帰宅し,夕食の買い物へ.

奥さんの実家から大量の野菜といただきものの高価なお肉が送られてきたので,すき焼きにすることに.若い頃は,もりもり食べて,ぐびぐび飲んで,という感じだったが,2人とも少しつまんだ程度で満腹になって,半分くらい余ってしまった.まあ,この程度の食欲がちょうどいいのだろう.

深夜3時から『人間とイヌ:親愛なる友のルーツを探る』というのをナショナルジオグラフィックチャンネルでやっていたので,さらっと見る.日本でもその辺によくいる典型的な雑種が,オオカミからイヌへと分岐したあたりに見られるイヌのルーツである,という話を進化生物学者なんかが実証しようとしていた.うちの奥さんは,実家で雑種を飼っているだけでなく,ここら辺りでも車でよく通る場所で飼われている雑種犬は大体把握しているという無類の雑種好きなので,似たようなイヌが沢山出てきて喜んでいた.イヌの番組というと,血統書付きのイヌがフィーチャーされることがほとんどなので,この番組は貴重であった.

今日は,少し(?)寝坊し,午後から1コマ授業.明日から学会のため東京なので,その前にすべきことを夕方にまとめて済ませておいた.私は土日に色んな仕事をすることが多いので,出張があると,行っている最中よりも,その前の方が大変だ.

2008年11月11日火曜日

TopGear

昨日,今日と寝坊気味.もう少し早く寝なければ.昨夜は録画してあったナショナルジオグラフィックチャンネルの『究極の高速道路:アウトバーン』を見ていた.いつも思うがドイツ人の技術力というか執念というのは凄まじい.ドイツ版プロジェクトXなんてやったら,面白そうだ.

今日の午前中は雑務を片付け,午後は先週と同じ感じで,授業1コマ,5分で昼食,会議,授業もう1コマ.夜は9時くらいまで明日の会議用の雑務.消耗した感じがする.

帰宅すると公舎の入り口のところで私の車のライトに照らされ,まぶしそうに顔をしかめる草刈さん(ネコ)を発見.駐車した後,カメラを持って見に行ったが,逃げてしまった.残念.

ネットをうだうだと見ていると,BBCのTopGearが今月始めからiTunesで有料配信されていることを知る.イギリスにいるときは,毎週楽しみに見ていた番組である.早速チェックしてみると,なんとイギリスのみ購入可・・・.BBCのウェブサイトも番組配信はたくさんあってもイギリス内からのみ視聴可というのが多い.これはTV Licence(NHKの視聴料みたいなもの)を払っているかいないかの違いなんだろうか.ひじょうに残念だ.BBC Worldでやってくれないかなぁ,TopGear.

2008年11月8日土曜日

ドーナツ

昨晩寝たのが午前4時だった割には,早く目が覚める.

奥さんが皮膚科の日だったので,午前中のうちに車で20分ほどの病院まで行く.ここはいつも混んでいるのだが,番号札を渡してくれて,携帯で順番をチェックできるシステムになっているので,便利ではある.4-5時間待ちということなので,いったん家に戻ることに.

昼3時過ぎにもう一度行ったが,まだ大分待ち時間がありそうなので,近所のミスタードーナツで時間をつぶす.ドーナツが小さくなったそうだが,鈍感な私にはよく分からない.ドーナツの大きさはこれでもいいから,コーヒーがもう少しおいしくなるとありがたいんだが.

診察の間,書店で時間をつぶし,ついでにNHKの『きょうの料理ビギナーズ』がきのこ特集だったので買う.私は別に料理のビギナーではないけど,このシリーズは割と面白い特集が多く,参考になる.

食材や酒などを買ったりして帰宅すると,もう夕食の時間.カジキ,ホタテ,イカを使って,シーフードカレーを作る.スパイスの調合はまずまずだったけど,ココナッツミルクを買い忘れていて入れなかったせいで,コクがいまいち足りなかった.残念だ.

今日からCSのF1 Legendが私の好きな1987-88年のシリーズだったが,録画をミスってしまった.来週金曜に第1回の再放送があるので,今度こそちゃんと録画しなければ.中嶋(もちろん親父の方)初参戦の87年,セナプロがしのぎを削った88年.当時は小学生で,放送も深夜1時くらいからだったけど,面白くて夢中になって見ていた.それに比べて今のF1は・・・.

2008年11月7日金曜日

労働

昨日,今日と労働(=研究以外の仕事)が満載であった.

木曜日は朝,同僚の先生と一緒に県の国際交流協会へ.大学連携プロジェクト関係の打ち合わせのためである.対応してくださった内の1人は,少し前,研究会に話に来ていただいた方で,物静かな雰囲気からは想像できないくらい,活動的で熱心に取り組んでおられる.ああいう人がいないと,この手の協会ってのは,動いていかないんだろうなぁ.

昼過ぎに大学に戻り,午後は授業1コマ.

夕方帰宅後,来週筑波大での学会のための切符を買いに,駅まで再び外出.関西方面だとネットで予約できるんだけど,東京往復は割引切符処理の関係で,わざわざ駅まで赴かなくてはならない.しかも予約しようと思っていた帰りの新幹線が満席で,1本後のになってしまった(米原に止まるひかりは1時間に1本しかない).東京を出るのが夜7時半頃で,福井駅に着くのが深夜11時を過ぎる.翌日授業なのに,つらいなぁ.

せっかく駅まで出てきたので,紀伊國屋と無印良品によって,細々とした買い物をする.

金曜日は,何もない予定だったけど,急遽会議(のようなもの)が午後に入る.ついでに,その関連の仕事を,夜まで黙々と研究室で行う.生命保険の人以外,特に訪問者もなく,取り合えずやらなければならないことは,終わった.この手の労働って疲れるなぁ.モティベーションの問題だろうか.

2008年11月5日水曜日

大学の意匠

今日もいい天気.大学に行くと,木々の鮮やかな赤と黄が青空に映えて,とても気持ちよい.春は川沿いの遊歩道が桜並木になり,秋は駐車場や広場の周りが紅葉する,という意匠のようだ.

本来水曜日は授業がないのだが,祝日でつぶれることの多い月曜の振り替え時間割となっているため,今日も2コマ.どちらも熱心な学生の多い授業なので,教える方としては楽である.今後もこの調子でいきたいところだ.

昨日同様,授業の合間と終わった後に,色々雑務がある.大学教員はそれぞれ独自行動なので,不定期な会議をやる際の時間調整が面倒だ.複数大学が絡むと更に調整が煩雑化し,仕切り役の人は大変だ.私はその手の取りまとめ作業が苦手(そして大嫌い)なので,運悪くその任に当たった人には,本当に同情します.

最近CSでゴジラ作品を毎日放送しているらしく,食後に『ゴジラ対ガイガン』を見る.昨日は『ゴジラ対ヘドラ』だった(別に特撮ファンではないのだが).今は,ジャコ・パストリアスの1982年モントリオールのライブを見ながらこれを書いています.酒でも飲むかな.

2008年11月4日火曜日

日常

連休もあっという間に終わり,今日から通常業務.学生もなんとなく浮かない顔をしている.

午後1コマ授業の後,5分で昼食をつまみ,会議.終了後,そのままもう1コマ授業.授業は4週目に入り,パターン化しつつあるので,特筆することもない.動き回っていたので,さすがに疲れた.

1時間ほど細々した雑務を消化して,車でいつもの酒屋へ.ビール(GuinessとKilkenny),昨日切れてしまったスコッチ(Ballantine'sの普通のやつ),コーヒー豆(業務用モカ),オロナミンC10本(私は飲まないが)をお買い上げ.スーパーで食材を適当に買って,帰宅.

実にノーマルな1日でした.何か楽しいことないかなぁ.

2008年11月2日日曜日

九頭竜峡

快晴とまではいかないけど,そこそこ晴れ間も見える天気なので,九頭竜湖あたりまで紅葉を見に行くことに(と言っても,昼過ぎまでCSで『スチームボーイ』を見ていたので,ちょっと遅くなった).

Yahoo!なんかの情報だと「見頃」ということだけど,少し早かったかもしれない.九頭竜湖手前あたりは,結構渓谷にそって赤と黄が鮮やかに混じってる箇所もあったけど,九頭竜湖周辺はまだ色づき始めという感じ.

途中で,道の駅九頭竜に寄ったけど,結構混雑してました.県外ナンバーも多くて意外.名物昇竜舞茸の炊き込みご飯で遅い昼食を食べ,30分ほど走って瀬戸大橋のモデルとなった箱ヶ瀬橋あたりに到着.車を止め,歩いて橋を渡ってきました.眺めは中々爽快(高所恐怖症なので,かなり怖かったけど).

帰りに仏御前の滝に寄る.駐車場から10分くらい山道を登っていくので,運動不足の我々の足には結構答えました.ただ,滝の流れも綺麗だし,高台からの眺めも見事で,楽しめました.

交通量が多い割には,渋滞ということもなく,大野と勝山を通って,帰宅.夜は奥さんが研究室の先輩から借りてきたという『魍魎の匣』のDVDを見てました.まあ原作と比べるのはなしにしても,映画館でお金払って見ようとは思わないかなぁ.街並みが中国みたいだな,と思ったら,ロケ地は上海とのこと.ちょっと無理があったんじゃない,あれは.

2008年11月1日土曜日

大型書店?

昨日1日安静にしていたせいで,体調も万全.気持ちいい秋晴れで,紅葉狩りにでも行こうと思ったけど,私は昼前まで寝ていたし,奥さんは徹夜でアブストラクトを書いていたので,また今度に(休みで快晴の紅葉狩り日和なんてまたあるのだろうか).

冷蔵庫が空っぽだったので,夕方買い物に.とそのとき,駐車場に草刈さんを発見.今日はお顔を取ることができました.餌もくれないくせに,しつこいやつらだ,と思われているだろうな.


スーパーに行く前に,勝木書店(福井ローカルの本屋チェーン.うちの大学の教科書や図書館の本もここ経由で買う)が蔵書50万冊の大型店をオープンさせたというので,覗いてみることに.取り合えず,自分の専門分野の本を見たけど,このままだとだめだろうな.言語学系は,本の選定がいまいちで,場所も心理学の端っこの方に置いてある.認知科学系も品揃えはそこそこだけど,物理・地学の棚の下と心理学のところに恣意的に分散して置かれていた(例えば,大津さん編纂の『認知科学への招待』は第1巻が心理学,第2巻が物理・地学の下にあった).まあ福井でその辺が分かる店員を揃えろというのは無理な話なのかもしれないけど,都市部のジュンク堂,紀伊國屋,丸善あたりなら当然のことができてなくて,蔵書数が多いことを強調されてもなぁ・・・.池袋のジュンクが蔵書150万,丸の内の丸善が120万冊らしいから,並べ方・書物の選定も,その二分の一から三分の一くらいの質になって欲しい(数量化できないのは承知で).京都のジュンクなんて,蔵書30万冊らしいけど,はるかに充実してる感じがするし.これから変わってくれることを期待.
そうはいいつつ新書を5冊買って,生協へ食材の買い物に.最近のカップラーメンや伊藤ハムの問題で,謝罪・説明の紙があちこちに貼られていた.まあ,私はあまり気にしてないけど.「何を信じたらいいのか」なんてテレビでよく主婦が答えているけど,信じる前に自分を取り囲んでいるものに何が入っているか調べてみたらいいんじゃないかしら(私の特論に出てる学生は言ってること分かるよね).

今晩から酒解禁.期間限定の琥珀エビスを買ってみました.味はイギリスでいうとBass Pale Aleみたいな感じで,KilkennyやCaffrey'sより甘ったるい.個人的にはKilkennyの方が好きだな.
 
QLOOKアクセス解析