2010年2月1日月曜日

大雪?

今日は東京も雪である.それほど積もってはいないが,大雪注意報も出て,電車も遅れていた.たった3年ではあるが雪国生活を経験していて良かったと思う瞬間である(「なんだこの程度か」と粋がることができる).

毎月1日は映画の日なので,予定が入ってないと大体帰宅前に新宿に寄って映画を観ている.今日はバルト9で『ゴールデンスランバー』を鑑賞.伊坂幸太郎原作小説の映画化で,小気味良い笑いとどことなく期待通りの展開で安心して楽しめた.こういうのは変にリアリティを求めて「ありえねぇよ」なんて突っ込みながら観てはいけない.調べてみたら主演の堺雅人さんは早稲田出身で(中退だけど)学生時代から演劇で活躍されていた人なのね.とても良い役者さんだ.

一転暗い話題になってしまうが,イギリスから不穏なニュースが聞こえてきた.ロンドン大学のKing's College (KCL)が全体で10%の教員数削減を計画していることに伴ない,計算機言語学を廃止し3人の教員を解雇,1人を早期退職させるという発表がなされた.KCLは我々に関係するところでは意味論の研究が強く,その解雇されるという人々も当該分野で世界有数の研究者である.私も含め世界中の335名の研究者が反対声明にサインをし,KCLの執行部に送られたがどうなるかは難しいところである.ひとまずは動向を見守るしかなさそうだ.
 
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