まだ専任教員のキャリアも4年だし(20代の「若者」から三十路の分水嶺をまたぎ「おじさん」へのトランジションを経験したという意味では大きな4年だったが),そんなに研究室の荷物はないはずで,前任校から移ってきた時もせいぜいダンボール25箱くらいだったのだが,ここ1年で着々と増えているのは間違いなく,全部箱詰めする必要がある引っ越し業者に頼むと余計大変である.ということで,2人で4-5箱詰めては台車に乗せて運び新しい研究室で荷解き,というのを7-8回繰り返して,なんとかすべて移動した.
身の回りも落ち着いて,イレギュラーな忙しさも多少解消され,やっとまともな生活ができそうである.もう数十年は研究室の引っ越しもないだろうから,心置きなく本や機材も揃えることができるのもうれしい.